①図面の受取

弊社はオーダーメイド加工、受注生産となります。そのため、まずはお客様より作成したい歯車の図面をいただきます。

②材料の仕入れ

図面を基に作成に入りますが、まずは図面に沿った材料の仕入れを行います(例は炭素鋼S45Cです)

③旋盤加工

材料を加工し、歯車の歯を切る前までの形に仕上げます。
ここでの精度が悪ければ歯車は使用できないものになってしまいますので、精密な歯車にはまず旋盤加工の精度が求められています。

④歯切加工

歯車の歯を切る作業を行います。精度が求められる作業であり、歯車を作る会社の本領が発揮される場面です。

⑤タップ加工・キー加工

歯車をネジやキー材でシャフトに固定するための加工を行います(図面によっては行わないこともあります)
→この例では後処理後の寸法変化を鑑み、⑥を行ってからキー加工を行っております。

⑥焼き入れ、メッキ、研磨等の処理

作成後に、各種焼き入れ、各種メッキ、研磨等を行うことができます(写真は高周波焼き入れを行っております)

⑦検査、梱包

完成後に検査を行います。検査が終わりましたら梱包し、お客様指定場所へご送付いたします。

一例ですが、製作の流れのご紹介です。
＊作成物により作業方法、作業順序が変更になります。