プーリー製造と注文の流れhow to order pulley

プーリー製造の流れについて

株式会社 東京歯車工業 では、「全加工」によるご注文が可能です。 
その流れを一例としてご紹介致します。

①図面の受取
弊社はオーダーメイド加工、受注生産となります。そのため、まずはお客様より作成したい歯車の図面をいただきます。
②材料の仕入れ
材料の仕入れ図面を基に作成に入りますが、まずは図面に沿った材料の仕入れを行います(例は高力アルミA2017です)
③旋盤加工
旋盤加工材料を加工し、プーリーの歯を切る前までの形に仕上げます。 
ここでの精度が悪ければプーリーは使用できないものなってしまいますので、精密なプーリーにはまず旋盤加工の精度が求められています。
④歯切加工
歯切加工プーリーの歯を切る作業を行います。プーリーはベルトメーカーにより、歯の形状や大きさが変わりますので注意が必要です。
⑤タップ加工・キー加工
タップ加工・キー加工プーリーをネジやキー材でシャフトに固定するための加工を行います。
(図面によっては行わないこともあります。)
⑥フランジ取付
焼き入れ、メッキ、研磨等の処理ベルトが外れないようにプーリーの両端にフランジを取り付けます。 
今回はプレスによりカシメてあります。 
(図面によっては行わないこともあります。)
⑦アルマイトなどの後処理
焼き入れ、メッキ、研磨等の処理作成後に、各種アルマイト、硬質アルマイト、メッキ等を行うことができます(写真は白アルマイト処理を行っております)
⑧検査、梱包
完成後に検査を行います。検査が終わりましたら梱包し、お客様指定場所へご送付いたします。

一例ですが、製作の流れのご紹介です。
*作成物により作業方法、作業順序が変更になります。